【完璧主義者、自己理解、メンタルコントロール】完璧主義者って悪いことなの?

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そもそも完璧主義者って悪いことなの?

 

結論は、良い面、悪い面もあります。

良い面は、完璧を目指すことから他者が喜んで、お返しが来る場合です。

例えば、

「良い仕事をして会社の業績が上がり、給料が増える。」

「要望を完璧に答えて、笑顔でありがとうと言われる」

など。

 

ですが、なぜか自分にとって、それは嬉しい、楽しいと感じません。

第三者目線では、素晴らしいことなのに、本人には当たり前と感じて、プラスと感じません。

 

「他人にとって、完璧主義者のマインドはプラスに働くことがあっても

自分自身にとって、プラスに働くことはない」

 

ことが完璧主義者の悪いところになります。

 

完璧主義者の説明

 

何事も不足がないよう全うしなくてはならないとする考え方の人。ほどほどにしておくことができずに最後の最後まで突き進む傾向のある人などを指すこともある。

引用: Weblio辞書

  

意味だけ見ると、主人公が持つ諦めない心を持った強い人物のように感じます。

私も完璧主義者なのですが、自分が強い人間だと感じたことはありません。

 

どうして完璧を求めるようになったのか?

 

幼少期に、間違いに対して、親から強く言われ、言われたことをやったとしても、至らないところがあればまた指摘され続ける経験をしていたからです。

 

幼少期の親(もしくは、育ての方)が、そのマインドを作っています。

思春期を迎える前までは、親は完璧で、権力が強く、言う事を聞かないとペナルティを受けます。

非力で経験も知識もない子どもは、親の助けなしでは生きていけません。

親が、怒ったり、見放されたり、悲しい顔をしたりすることは、幼少期で一番のストレスになります。

生きていけなってしまうので。

 

至らないところがあると、親から怒られる、見放されるという不安や恐怖心から完璧を求めるようになります。

 

完璧を求めることはなぜ辛いことなのか?

 

完璧を求めて作業すること自体は辛いと感じない人もいます。

なぜ完璧主義者は違うのか?

 

ストレスを回避するために、完璧を求めているからです。

 

動機がマイナスの評価にならないためで、完璧にやったとしてもゼロにはなりますがプラスにはなりません。

対等になるために完璧が必要で、完璧じゃなければ劣等です。 

(人に上下なんかないという考えを尊重しますが、完璧主義者は上下関係をすごく気にします、、)

 

完璧はハードルがとても高く、細かい不良は必ず存在するので、達成できず大なり小なり常にネガティブな感情が付きまといます。

 

完璧主義者は不幸なのか?

 

幸せの定義は人それぞれです。

私は、完璧主義者だから不幸ではないと思います。思うことにしてます。

 

思慮深く、丁寧で、改善を繰り返すことができ、及第点を超えた質の高いアウトプットが出せます。

ですが、他人の評価を受けることが嫌いで、休みたいのに怠けている自分が嫌いで、

中途半端が嫌いで、生活の中でストレスを感じるものが多々あるので疲れます。

 

完璧主義者は、他人の目を気にして、自分を厳しく制限します。

頭の中に現場監督がいて、仕事が雑だったり、怠けていたりすると怒られるようなイメージです。

疲れるし、いつも力を抜けない。トイレとか家に帰ってきて一人になると少しだけ楽になりませんか?

 

どうすれば楽になるの?

 

まず、「完璧主義者の思考は治らない。変わらない。」と認知する。

 

頭の中に書き換え不可のプログラムがあると考えてください。

「完璧主義者は良くないんだ。この思考を何とかしなければ、ダメなんだ。」

と考える必要は全くありません。

自分はこういう思考を持っていて、こういう状況になるとしんどくなるんだなと認知すること。

これが第一段階で、第二段階は行動をコントロールすることになります。

感情や思考はコントロールできません。コントロールできるのは行動のみです。

 

最後に

 

ここまで読んでくださって、ありがとうございます!

 

具体的な内容がないやん!と思った方、すみません、その通りです、、

本や動画で学んだことを咀嚼してお伝えしたので、具体的な内容は書籍や動画を共有させてください。

経験や肩書のない私よりも数倍も説得力があり分かりやすいです。

 

「何で私はこんな考え方なんだろう」

「こんな風に思う私は良くない人だな、」

と感じたことがある方は、下記の本は面白いかもしれません。

完璧主義者は、足りないところや改善できる点をたくさん見つけられる良いところがあります。

他人にとっては細かすぎることかもしれませんが、見つけられないよりは確実に良いことです。

 

頭の中の現場監督と冗談が言い合えるぐらい仲良くなって、

優しい声で「しょうがないな奴やな」と言われるぐらいの関係になることが私の目標です。

私の文章だけを見ると、親が悪いと感じるかもしれませんが、親もまた親の被害者です。

祖先から生き残るために必要だったマインドと解釈しても間違っていないと思います。

脈々として受け継がれてきて、会得した思考の癖です。

 

あなたは、数ある記事の中からこのブログを見つけるほど、変わろうという強い気持ちを持っていて、自分のことを知ろうとしています。学ぼうと努力しています。

何人ものあなたの祖先がやってこなかったことをあなたはやろうとしています。

少しでもいいので、自分自身を褒めて、労わっても良いと思います。

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