
「諦めること=悪いこと」という風潮
「諦める」と聞くと、マイナスのイメージを持つ人は多い。
弱虫、根性がない、負け犬など、結びつく言葉が多く出てくる。
実際はどうなのか?
「根性がない」という言葉は、Weblio類語辞典を引用すると意味は2つある。
引用: https://thesaurus.weblio.jp/content/%E6%A0%B9%E6%80%A7%E3%81%8C%E3%81%AA%E3%81%84
諦めると物事が続かないことになって、根性がないことになる。
諦める人が成長する
諦めたら成長が止まると考える人はいるが、
効果がないことを続けても成長しない。
速く走るために、英語単語を必死に覚えることは意味がない。
もし、英単語を覚えることに固執すると、速く走れることは一生ない。
少し極端な例だったが、同じようなことは日常的に起こる。
「××になるためには、○○が必要だ。」
あなたは、違うだろうか?
成長するための諦め
「××になるためには、○○が必要だ。」
あなたの目標は××だ。○○ではない。
・英会話ができるようになるためにはシャドーイングを続ける。
・ダイエットするためには、日々ランニングをする。
目標に向けて行動した後、その行動をやめた場合を想像してほしい。
もしあなたが、
「私は英会話ができるようにはなれない」
「私はダイエットができない」
と諦めた場合は、成長しない。
でも、
「今の私にはシャドーイングは面白くないからやめよう」
「今の私にはランニングがしんどいからやめよう」
と諦めたなら、成長できる。
上記2つの違いは、
「目標は諦めるか、目標は持ち続けて方法を諦めるか」
前者は、目標に向かうことを諦める。
後者は、目標に向かう道を変えること。
「諦める=継続しない」だが、継続は行動に対して良く使われる。
その行動を諦めても、目標を諦めなければ成長できる。
もし、続けられないことを悩んでいるのであれば
その方法、その道が今のあなたに合っていないだけである。
無理せず、別の道を進めばよい。
また、「××になるためには、○○が必要だ。」が、
「速く走るために英単語を勉強すること」になっていないか
判断して、○○を早々に諦めてやめることも大事だ。
続けることを美徳する思想があるが、
自分にとって効果があることなのかを考えてほしい。
最後に
結局、諦めてない人が成長するんやないかい!と
ツッコミを受けそうだと実は内心ヒヤヒヤしている。
本当に諦めた場合、視野が広がることは本当である。
諦めきれず、続ければよかったのか?と考えるほど
別の方法や新しいことを見つけたり、立ち向かう気力を失う。
今の自分には合わないと諦めることは、自身を成長するために必要な第一歩である。
上記内容とかなり乖離しているが、参考になる文献を紹介する。
成長したいという気持ちがある方は、読んでみてほしい。
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